~地域に明かりを灯すコーディネーターとは?~
さとまちガイドラボに関わる、皆さん!
今回は、「地域に明かりを灯すコーディネーターとは?」
~街中と里山を繋ぐ「コーディネーター」の役割を見つめ直してみませんか~
をテーマに、
スペシャルゲストをお招きしました。
ゲストは、佐藤大祐さんです。
佐藤大祐さんは、
秋田県農林水産部農山村振興課長であり、
農林水産省「農村プロデューサー養成講座」仕掛け人でもあります。
※コーディネーターとは、
里山と街中をつなぎ、
当日の場づくりを担い、
地域に明かりを灯す役割がありますね。
ゲスト
・佐藤大祐さん
秋田県農林水産部農山村振興課長
(農林水産省「農村プロデューサー養成講座」仕掛け人)
【プロフィール】
2010年農林水産省入省。学生時代から地域活性化に関心を持ち、農村振興局にて新しい農村政策の構築に奮闘。その中で、地域づくり人材の育成とネットワーク構築を目指した「農村プロデューサー養成講座~地域に消えない火を灯せ!~」を立上げ。全国の自治体職員や地域おこし協力隊員など多数受講。2021年春、秋田県に出向。各地の地域づくりを後押しすべく積極的に現場に足を運ぶほか、県内のプレイヤーが繋がる場も目指し、秋田県版の人材育成研修を創設。
貴重なお話の内容はこちらから↓
まずは佐藤さんのプロフィールからのお話!
・大学時代、財政破綻する夕張市に行って、地域の声を聴いた!
・中山間地域の奥の奥にある集落の火を未来につないでいきたい!
・地元農家で約1か月泊まり込んだ。
その後、農林水産省の食料・農業・農村基本計画では、「しごと、くらし、活力」の3つの視点を総合的に体系的に進めていくことが農業農村の持続可能に必要だという考えのもと、策定支援されています。
➤農業だけの視点では無いんですね。地域を総合的にみなければいけない。とても大事なことが国の計画にちゃんと反映されているんですね。
そして、「しごともくらしも大事だが、
活力が本質としては、実は一番大事なんじゃないかと思っている。」という言葉も印象的でした。
そして、
・「むら・むら」格差の顕在化
・ワークショップは手段であり、ヒトの関係性を診断することが大事
・行政の職員は、地域人材をどのように組み合わせて派遣していくか
どちらも貴重な知見をお話し頂きながら、
・価値創造型が重要で、課題解決型はしんどくなることが多く、価値創造型から始めた結果、課題解決に結びついていることが楽しく継続できる。これを解説できるコーディネーターが大事。
※地域課題を前面に押し出して、「地域のため」というと、地域の煩わしさや億劫さになってしまう。農村では、危機感で、思考も行動も停止してしまう。
という指摘は、まさに、現在のさとまちガイドラボの取組に貴重なご提案でした。
そして、今後求められる関係人口の取組には、深いつながりを生みだしていくことであり、土地利用や運営に関わる外部の人なんだと感じました。
・地域からみて、受け入れられる外部の人。喜んでくれる外部の人
・地域の将来像だけに特化することより、一人ひとりの想いを大事にする地域づくりが大事
・とがっている人、地域に人を集める人は、地域で浮いていることもある。それを仲介するヒトもしくは場づくりが大事。
あっという間に、ご講演の時間が終わりました。
もっとお話を聞きたかったです!
上記は、本当に一部の抜粋です!
交流会でもとても楽しい質疑応答がありましたね!
こちらは、グラフィックレコードをご覧頂ければ(^^♪
とても有意義な時間でした。
ご参加頂いた皆様、たいへん有難うございました!